TMPGEnc Authoring Works 7 【DVD・Blu-rayオーサリングソフト】

2023年版の最新オーサリングソフト TMPGEnc Authoring Works 7について
最新の入力フォーマットに対応したので実際に検証してみました
TMPGEnc Authoring Works 7は、2022年12月15日に新発売されたオーサリングソフトです
※ここで補足です
似た製品名で、TMPGEnc Video Mastering Works 7があります、
同じ7が付いてるので、間違い安いですが、異なる製品です

その前にDVD・Blu-rayオーサリングソフトとは
一言で言えば、テレビで視聴できるDVD・ブルーレイを作成することです

近年においては、デジタルビデオカメラやスマートフォンなどの画質は上がる一方です
最近のスマートフォンなら、Apple ProRes形式での撮影もできますし、
また、デジタルビデオカメラでは、XAVC HS に対応したカメラもあります

今回のバージョンアップで特徴的ななのは、
最新且つ多彩な入力フォーマットに対応していることです

最新のオーサリングソフト、TMPGEnc Authoring Works 7では下記に対応してます

この中から、素材として用意できた5素材で読み込み検証していきます

・H.265/HEVC 4:2:0 8bit
・H.265/HEVC 4:2:2 10bit
・Apple ProRes 4:2:2 10bit
・Cinema Raw Light 4:4:4 12bit
・ALAC 音声入力に対応 (Apple Lossless Audio Codec)

プロキシ設定の GoPro Cineformについては、設定画面で説明

動画でも詳しく解説
TMPGEnc Authoring Works 7 最新オーサリングソフト(Apple ProRes・ H.265/HEVC 4:2:2 10bi・Cinema Raw Light)ブルーレイ書き込み

今回は対象として、TMPGEnc Authoring Works 7とTMPGEnc Authoring Works 6を比較
次回では、PowerDirector 365・VEGAS Pro 20・DaVinci Resolve 18の3つで検証します

下図はエクスプローラで「テスト動画」フォルダを開いた状態、素材があります
この素材を使用をします

TMPGEnc Authoring Works 6で新フォーマットを読み込み

最初に最新多彩な入力フォーマットに対応して無い、TMPGEnc Authoring Works 6で確認
下図は、TAW6を起動した状態

下図は、H.265/HEVC 4:2:0 8bitのmp4を取り込んだ状態です
正常に読み込むことができています
次に、H.265/HEVC 4:2:2 10bitのmp4を取り込むと、取り込むことが出来ません
下図のエラー表示がされます

次に、Apple ProRes 4:2:2 10bitのmovを取り込むと、取り込むことが出来ません
下図のエラー表示がされます

Cinema Raw Light 4:4:4 12bitの拡張子CRMを取り込むと、取り込むことが出来ません
下図のエラー表示がされます

下図は、ALAC 音声を選択した状態です

下図このように、ALACも取り込むことは出来ません
下図のエラー表示がされます

当然の結果ですが、旧バージョンのTMPGEnc Authoring Works 6では、
今回の新しいフォーマットに対応してないので、全て取り込むことはできませんでした
ただし、他の動画編集ソフトによっては、
今回の素材コーデックでを取り込むことのできる動画編集ソフトもあります

TMPGEnc Authoring Works 7で新フォーマットを読み込み

次に、新しいフォーマットに対応したTMPGEnc Authoring Works 7で検証
下図は、当然なんですが、先ほどの4つの素材を全て取り込めた状態です
正常に読み込んでいるので、映像のサムネイルが表示されています

さらに、ALACの音声も正常に取り込み出来ています
下図に、音声波形が表示されているのが確認できます

動画コーデック別に確認

では順に、正確な情報を素材別に確認します
下図は、H.265/HEVC 4:2:0 8bitの動画を表示してます

下図は、H.265/HEVC 4:2:2 10bitの動画を表示してます

下図は、Apple ProRes 4:2:2 10bitで拡張子movの動画を表示してます

下図は、キヤノン Cinema Raw Light 4:4:4 12bitの拡張子CRMの動画を表示してます

最後に、環境設定において
プロキシファイルのコーデックにGoPro Cineformが利用可能になっています
既定値ですでに、GoPro Cineformになっているので、その他のH.264などにも変更可能

以上が新しくなったTMPGEnc Authoring Works 7の機能紹介になります
今回は、TAW6とTAW7での検証ですが、次回は、他の動画編集ソフトで動作確認を行います

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